子供の”自転車保険”に加入する意味本当にある?その真相はこれだ!
- 2017.08.26
- 子供関連
あなたは、自転車にも保険があることをご存じでしょうか?
お恥ずかしいですが、私は自転車に保険がある事を、全く知りませんでした・・・。
知ったきっかけは、友人と自転車について話しをしている中で保険がある事を教えられたんですが、確かに考えてみれば子供が自転車の練習をする過程で転んで怪我をするかもしれないし、乗れるようになって公道に出れば、交通事故にあうかもしれません。
そもそも保険に入っていなければ、実際どんな事態になってしまうのかなんて、考えた事がありませんでした。
これをきっかけに保険について調べてみたんですが、もし入っていなければ恐ろしい事態になってしまう可能性を見つけました!
そこで今回は、「子供の自転車をこれから購入する、自転車保険について知りたい」方向けに
・保険に加入していないと、どうなる?
・本当に保険に加入すべきなのか?
この2つについて、説明していきます!<スポンサーリンク>
保険に加入していないと、どうなる?
子供が自転車に乗るようになれば、実際にどんな事態が起こるのでしょうか?
今回私は、 3つの状況 に分けて考えてみました。
①自損事故を起こした場合
②車と接触事故を起こした場合
③人と接触事故を起こした場合
では、それぞれについて説明します。
①自損事故を起こした場合
自損事故とは、相手がいない状態で転倒や衝突によって、自分の自転車や体、物などに損壊を与える事故の事です。
子供が自転車に乗るようになれば、自損事故を起こす可能性は非常に高いです。
怪我の度合いによっては、入院するかもしれませんし、物を壊してしまうと高額な修理費が請求されるかもしれません。
そんな時、自転車保険に加入していなければ、費用が事故負担になる可能性があります。
但し、自転車保険に加入していなくても、健康保険や生命保険などに加入していれば、自分自身の治療費や入院費の支払いは受けられます。
②車と接触事故を起こした場合
警察庁の調べでは、
自転車事故の8割が、車との接触事故です!
ほとんどの事故が、「車」みたいですね・・・。
その8割の事故うち1番目に多い場所が出会い頭、2番目に多い場所が交差点での事故なんですが、事故のほとんどは、自動車側の責任(優者危険負担の原則が適用)になってしまいます。
しかし、自転車側が危険な運転(無灯火・優先道路に侵入など)をしていたと判断された場合は、自転車側の責任になってしまうので、その場合は、費用は自己負担になってしまいます。
子供が自転車に乗るようになれば、必ず正しい交通ルールも教えなければなりません。
友人の子供がマンションの駐車場に停まっていた車に自転車を接触させ傷を作ったみたいなんですが、その時は、色々あって現金払いしたみたいです。恐ろしいぃ(^^;)
③人と接触事故を起こした場合
子供って団体で行動すると、一人がスピードを出せば他の子供たちも一緒になってスピードを出してしまうので、本当に危険です!
あなたが外を歩いていた時、「あの子供たち危ないな!」って思ったことは無かったでしょうか?
自転車と人が接触してしまうと、思わぬ大きな事故を引き起こしてしまいます。
(過去の事故)
2013年7月当時小学校5年生の少年が歩行者の女性と衝突事故を起こし、損害賠償訴訟で少年の母親に約9500万円の高額賠償を命じた裁判がありました。
なぜ、こんなにも高額になってしまったのか?
それは、被害者の女性が事故発生から意識が戻らない状態が続いている為、こんなにも高額の費用になってしまったみたいです。
引用元:産経WEST(母親驚愕「息子の自転車事故の賠償金9500万円」の“明細”は…)
この事故のように加害者側になった時を考えると、本当に恐いですね・・・。
以上、3つの状況について説明しましたが、本当に自転車保険に加入すべきなのでしょうか??<スポンサーリンク>
本当に保険に加入すべきなのか?
自転車保険は自動車保険とは違い、加入の義務がありません。
なので、自転車保険に加入する・しないは個人の自由です。
ですが私は、いざという時の為に保険には入るべきと考えます!
でも、新たに自転車保険に入る必要はありません。
なぜか?
それは、今現在あなたが加入している自動車保険や火災保険などがあるなら、その保険にオプションとして特約を付けた方が割安で手続きも簡単だからです。
※一部オプション特約が無い保険もあるみたいなので要確認。
私は自動車を所有しているので自動車保険にオプションで特約を追加しましたが、価格はとても安いです! 数百円程度!
数百円でいざと言う時の備えが出来るのは魅力的です。
また、現在自動車保険や火災保険など必要無く加入されていない方は、新たに自転車保険に入られた方が良いと、私は思います。
世の中には、色々な種類の保険がありますが、掛け捨てタイプの保険であれば、実際に何事も無ければ保険に加入する意味って無いですよね?
癌保険も、癌にならなければただ保険料を払っているだけですよね?
でも、人は年をとる毎に癌の確率が高くなるので、いざと言う時の為に癌保険に入る人が多い訳です。
それと同じで、子供に何もなければオプションで特約を付けたり新たに自転車保険に入る意味が無いのかもしれません。
ちょっとしたデータ
警察庁によれば、平成26年中の自転車事故のうち
・15歳以下の事故の割合 17%
・未成年の事故の割合 31%
全体の約2割くらいは、15歳以下の子供による事故です!
この状況を考えると、やはり子供が加害者・被害者になる可能性は十分にあると考えられます。
人工が多い地域に住んでいる方は、尚更検討が必要だと思いますし、子供って何かに夢中になれば本当に周りが見えなくなり恐いです。
私の子供も自転車の練習をしていた時、夢中になりすぎて住宅路の出会い頭や交差点を、何も確認もせずに突き進んでしまう事が時々有りました。
子供に聞いてみると、私が出した大きい声も聞こえなかったみたいで・・・。
本当に車や人が居なくてよかったですし、もし接触事故なんかを起こしていたらと考えると恐ろしかったです。
それと子供は、大人と違って視野が狭い!
自転車に乗っている時は、速さも加わるので更に視野が狭まります。
いざ何かが起きてからでは、取り返しがつきません。
先ほど紹介した事故みたいに、9500万円なんてお金を払うとなれば、ほとんどの家は壊滅するでしょう。
そんな不測な事態に備え、私は保険に加入しています。
それに、金額も安いですし!
それともう一つ!
もし、現在加入している保険に特約を付けたり自転車保険に新たに加入する時は、傷害補償、賠償責任補償の金額も重要ですが、もう1つ重要なポイントがあります!
それは示談交渉サービス。
万が一、事故を起こしたり事故に遭遇した時は、示談交渉を自分で行うのは心身ともに辛くなります。そんな時プロフェッショナルな方に任せられる示談交渉サービスを使えば、スムーズに物事が進みますよ!まとめ
○保険に加入していなければ、どんな事態が発生するのか、3つの状況に分けて考えてみました。
①自損事故を起こした場合
②車と接触事故を起こした場合
③人と接触事故を起こした場合
○保険の必要性については、不足な事態に備え、既に加入されている保険があれば特約の見直し、何も保険に入られていない方は、新たに自転車保険に加入すべきでしょう。
子供は自転車によって怪我をするリスクは高いので、保険に入っていて損はありません。
以上が、子供の”自転車保険”に加入すべきかどうかについての説明となります。
これから、子供に自転車を選ばれる方や自転車保険について知りたい方に、少しでも今回の記事が参考になれば嬉しいです。
自転車保険について、じっくりご検討なさって下さい!
この他にも、自転車関係の記事を書いてますので参考にしてみて下さい(^-^)
・[必見]子供の自転車サイズはこう選ぶ!○○との関係性が超重要?!
・子供の自転車用ヘルメット!その選び方合ってる?合ってない?どっち?
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