行者にんにくとイヌサフランの簡単な見分け方を2つ伝授!
- 2018.04.26
- 雑記
春になれば、美味し山菜たちが沢山採れますよね。
タラの芽、ふき、こごみ、行者にんにく等、どれも食べたら美味しいものばかりです!
その中でも私は、行者にんにくが特に好きですね。
あまり食べ過ぎてしまうと、口臭が”ヤバい”事になってしまうんですが、ちょっとだけなら全然平気。
焼肉とかにも合うし、しょうゆ漬けなんかも美味しいですよ!
でも、この行者にんにくに関係して毎年亡くなってしまう人が後を絶ちません…。
なぜ、行者にんにくを食べて亡くなってしまうのでしょうか?
それは、行者にんにくと似ているイヌサフランと呼ばれるものを食べてしまっているからです。
間違って食べない為には、見分け方を必ず知っておかなければ危ないです!
そこで今回は、行者にんにくとイヌサフランについて
- 簡単な見分け方
- 間違って食べた時の対処法
この2つにスポットをあてて、紹介していきます!
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簡単な見分け方
イヌサフランを行者にんにくと間違って食べてしまう事故が後を絶たないって事は、見間違いが多いという事ですよね…。
では、どのように見分ける事が出来るのかについて、サクっと紹介します!
それでは、こちらの画像をみて下さい。
どうでしょう?
行者にんにくとイヌサフランって、かなり似てると思いませんか?
と言うか、メチャメチャ似ています。
初めて食べるとかって言う人は、多分どっちが行者にんにくなのか見分けがつかないと思います。
では、どうやったら見分けがつくのか?
一番分かる見分け方は、”匂い”です!
冒頭にも食べ過ぎたら口臭のにおいが”ヤバい”って書いた通り、にんにくの匂いが行者にんにくからは放たれています。
一方、イヌサフランの匂いは、”無臭”なんでよね!!
なので、必ず匂いをチェックして下さい。
後は、通常は球根を残したまま行者にんにくを採る方法が一般的ですが、分からない時は、球根の形を見ると見分けがつきます。
こちらが、球根の形の写真です。
行者にんにくの球根の形は、細長い形になっています。
イヌサフランの球根の形は、ゴツゴツと大きい形をしています!
その為、球根の形を見てみるのも見分け方が分かる方法なんですが、1つ気を付けて下さい!
球根を持ち帰ってしまうと、次回行者にんにくは同じ場所に出なくなってしまうので、必ず球根だけは埋め戻してくださいね。
では、もしイヌサフランを間違って食べた時にはどうすべきなのでしょうか?
間違って食べた時の対処法
イヌサフランは、ユリ目イヌサフラン科の植物です!
なんで食べた人が亡くなってしまうのかと言うと、イヌサフランってコルヒチンと言う毒性が強い成分が含まれているからなんです!
もし間違って食べてしまうと症状としては、
- 嘔吐
- 下痢
- 皮膚の知覚減退
- 呼吸困難
- 重症の場合は死
等が、挙げられます。
間違って食べた時の対処方は、即病院にいくしかありません!
イヌサフランの実を、2g食べれば3~6時間後には、死が訪れてしまいます…。
間違って食べない為にも、前述で紹介した見分け方を知っておかなければなりません。
まとめ
今回は、行者にんにくとイヌサフランの見分け方について紹介しました。
簡単にまとめると、
〇行者にんにくとイヌサフランを見分ける方法は、2つ有ります。
①匂いを嗅ぐ
行者にんにくは、にんにくの匂いがして、イヌサフランは無臭です。
②球根の形
行者にんにくは、球根は細長い形をしていて、イヌサフランはゴツゴツと大きい形をしています。
〇間違って食べた時の対処法は、即病院に行くしかありません。
今の時期は、美味しい山菜が沢山採れますが、必ず本当に食べられる物なのか確認してから食卓に並べるようにしましょうね!
後、行者にんにくの食べ過ぎは口臭がかなり”ヤバい”のでほどほどにして下さい (笑)
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