[知らないと危険]赤ちゃんに飲ます湯冷ましの正しい作り方を伝授!

[知らないと危険]赤ちゃんに飲ます湯冷ましの正しい作り方を伝授!

赤ちゃんがお風呂に入った後に飲む湯冷まし

 

この湯冷ましの中身には種類がありますが、白湯やミルクを湯冷ましとして赤ちゃんに飲ませる時は、必ず水を使いますよね。

 

この湯冷ましを作る時に使う水が今回紹介する内容のキーマンになります!

 

湯冷ましで使う水は必ず加熱すると思いますが、加熱方法 を適当にやってしまうと、恐ろしい事実が存在します。

 

私は、友人から教えて貰うまで全くこれから紹介する内容の知識が無かったんですが、もしあなたも湯冷ましの作り方について知らないすれば、是非知っておいて欲しい知識です。

 

そこで今回は、赤ちゃんの湯冷ましの作り方について、

・湯冷ましの正しい作り方

 

について紹介していきますので、正しい湯冷ましの作り方をマスターしましょう。

 

赤ちゃんの湯冷ましについて知りたいパパ・ママは必見です!

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湯冷ましの正しい作り方

 

赤ちゃんに飲ませる湯冷まし、一体どのように作れば赤ちゃんに安全な飲み物になるのでしょうか。

 

作り方を知らないで、適当に湯冷ましを作ってしまうと赤ちゃんの体に悪影響を与えてしまいます。

 

それでは、順を追って湯冷ましの作り方を紹介していきますので、引き続きご覧下さい!

 

 

〇使用する水

 

使用する水

 

湯冷ましを作る時に使用する水には、2つの種類があります。

 

①水道水

②天然水

 

この2つのうち、私が実際に使用していたのは水道水の方になるんですが、水道水は皆さんもご存じの通り、安全性を確保する為に「塩素」が使用されています。

 

しかし、この塩素がとても厄介…。

 

塩素が含まれている水道水を赤ちゃんにそのまま飲ませてしまうと、胃腸が未発達な赤ちゃんにとっては、体の負担になってしまいます。

 

その為、水道水は加熱して塩素を除去してあげなければいけないんですが、ここで注意が必要になります!

 

水道水を加熱して温度をあげていくと、塩素と水分中の有機物が反応して発がん性物質の代表ともいえる「トリハロメタン」が生まれてしまいます。

 

そして、沸騰させる時間が短いと「トリハロメタン」が除去できない事も分かっています。

トリハロメタン値は、一番沸騰直後が数値的に大きくなる事も併せて覚えておいて下さい。

 

一方、天然水の方はナチュラルウォーターなので基本的に塩素は入っていませんが、水道水より安全基準に対する審査が緩いので、100%殺菌が出来ているかというと、そうではありません。特に、海外製の天然水は気をつけて下さい。

 

なので、天然水を使用する場合も一度加熱して沸騰させてから使用して下さい!

 

更に、天然水は硬水より軟水を選ぶようにしましょう。

硬水はミネラル成分が豊富なので、胃腸が未発達な赤ちゃんにとっては負担になってしまいます。


〇加熱する方法

 

加熱する方法3つ

 

先ほど選んだ2種類の水を加熱する方法としては、3つの種類があります。

 

①ヤカンや鍋で加熱する

②ポットで加熱する

③ケトルで加熱する

 

問題です。

 

水道水を使った時に、赤ちゃんにとって一番危険なお湯に出来上がる加熱方法はどれでしょうか?

 

先ほど説明した通り、加熱して沸騰させる時間が一番短い方法が「トリハロメタン」を多く含んだお湯になってしまうので、

 

答えとしては、③ケトルになります。

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〇加熱時間

 

加熱する時間

 

赤ちゃんにとって安全な湯冷ましを作る上では、加熱時間が重要になります。

ここでは、トリハロメタンが生まれてしまう、水道水のみを使った場合の加熱時間について説明していきます。

 

①ヤカンや鍋で加熱する

 

☆ポイント☆

 

(1)沸騰時間は15分間以上

 

ヤカンや鍋を使って湯冷ましのお湯を作る場合は、沸騰してから15分間以上加熱して下さい。

 

※加熱時間でトリハロメタン値がどう変化するのか、どのくらい沸騰させ続ければトリハロメタンが除去できるのかは実験結果が色々あるんですが、それらを踏まえ赤ちゃんに安全な湯冷ましを飲ませる事が出来るように、私は少し長めの15分間以上に設定しました。

 

(2)蓋は必ず取る

 

塩素を取り除く為に、ヤカンや鍋の蓋は必ず取って沸騰させて下さい。

 

(3)再加熱しない

 

一度加熱したヤカンや鍋のお湯は、再加熱する事で空気中の不純物を水が取り込んでしまいます。つまりは、お湯を何度も加熱して使い回しをしていると、不純物が多いお湯を赤ちゃんに何度も飲ませる事になってしまうので、再使用する事はやめて下さい。

 

冷めてしまったお湯は全部捨て、また一から綺麗なお湯を作ってあげましょう。

 

②ポットで加熱する

 

ポットは、中のお湯の温度が低くなれば加熱をして、一定温度に自動で保ってくれる働きがありますよね。

 

しかし、水道水を加熱して生まれたトリハロメタンを取り除く為には、沸騰を15分間以上継続させなければいけません。

 

もしポットでお湯を沸かすのであれば、綺麗な水を一度沸騰させ、そのまま何度も沸騰を繰り返し行って15分間以上加熱してあげましょう。

 

③ケトルで加熱する

 

ケトルは、沸騰させるだけであれば便利なアイテムですが、水道水で湯冷ましのお湯を作る上では、15分間以上沸騰させ続けられないので不向きとなってしまい、お勧めが出来ません。

 

〇結論

 

水道水で湯冷ましを作る上で、一番安全・簡単に作れる方法は、ヤカンや鍋です!

 

天然水(軟水)で湯冷ましを作る場合は、3つの加熱方法のどれかで一度お湯を沸騰させてから使いましょう。

 

 

まとめ

 

〇赤ちゃんに飲ます湯冷ましのお湯の正しい作り方は、以下になります。


①使用する水を選ぶ

 

(1)水道水

(2)天然水

 

②加熱する方法を選ぶ

 

(1)ヤカンや鍋で加熱する

(2)ポットで加熱する

(3)ケトルで加熱する

 

③加熱時間

 

水道水を使う場合は、水が沸騰してから15分間以上沸騰させ続ける。

天然水を使う場合は、水を一度沸騰させる。

 

以上で、赤ちゃんの湯冷ましの正しい作り方についての紹介とします。

 

湯冷ましの正しい作り方を知らないと、赤ちゃんにとって危険なお湯を使う事になってしまうので、是非今回紹介した内容を参考にして頂ければ幸いです。

赤ちゃんにとって、安全な湯冷ましを正しい方法で作ってあげましょう!

 

湯冷ましの中身の種類について興味がある方は、こちらの記事も合わせてご覧下さい。

新生児の沐浴後の湯冷まし!飲ませる事が出来る3種類の飲み物とは?

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